毛髪のダメージの進行はCMCとキューティクルCMCの脂質(油)の分解から始まります。
油分を分解する物質とは
キューティクルCMCの油分が分解されたり、カラーやパーマのアルカリ成分でCMCの分解が起こりCMCの内部にボイド(空包)が出来てしまいます。
このボイド(空包)に水が出入りする事によってキューティクルが過敏になり、健康毛の時には水に濡らすぐらいでは少ししか膨潤しない毛髪がダメージにより膨らみやすくなりキューティクルが立ちやすくなりドラッグストアなどの粗悪(泡のキメが粗かったり、髪の内部を補修するタンパク質の代わりにシリコーンが異常に多く使用されている等)なシャンプー剤を使用すると剥がれ落ちやすくなり、キューティクルが剥がれてしまうと外部のダメージから髪内部のタンパク質を守る事が出来なくなるのでダメージへとつながります。
カラーやパーマを楽しむのは当たり前の世の中でダメージを最小限にしていくには美容師の力だけでは限界があります。
お客様一人一人がシャンプー剤やケア剤に気をつけて、日々の努力でダメージを進行させないことが大切だとは思いませんか。