デジタルパーマ(別名「形状記憶パーマ」)とは、適度に加温するロッドを使用する技術のことで、その温熱によってかけるパーマです。ロッドの温度は、ダメージからあなたの髪を守るため高熱になりすぎないように低温で管理します。
普通のパーマは、 全て髪が濡れている状態で施術を行うのため、濡れている時はカールがしっかりしますが、乾くと弱くなってしまい、セットしたりスタイリング剤などで自然乾燥して固定しないとカールがバサバサで汚くなります。
一方、デジタルパーマは、内側からゆっくりと低温で温めて、すこしずつ乾かしながら形をつくっていきます。 なので、このデジタルパーマをかけると、逆に濡れている時はカールが弱く感じても、デジタルパーマの別名の「形状記憶パーマ」と言われるように、乾いてくるとあたかもアイロンやホットカーラーで巻いたような立体感や動きが蘇えってきます。
デジタルパーマした髪を指でクルクル巻きながら乾かしますと、乾くに従い巻き上がってきます。あたかもセット巻きしたようなカールになってきます。このことは、デジタルパーマの場合、しっかり巻いてくるので固めるスタイリング剤などで固定する必要はないことを意味します。
また、あまりクルッとしたカールにしたくない日は自然乾燥など指で巻かないで乾かすだけで、ゆるいウェーブになります。
つまり、デジタルパーマは気分に合わせたスタイリングも手軽に可能となります。
最近ではストレートをした後に毛先だけデジタルパーマを施術することを、ストデジと言います。こういう技術が出来るのもデジタルパーマの得意な所です。